『奥三河Journey』を始めます!

愛知県の北東部に位置する北設楽(きたしたら)郡豊根村に住む『とよね暮らし』管理人です。


元は西三河地方出身で数年前にとあるご縁があり、東三河地方の『奥三河』とも呼ばれるうちの一つである北設楽郡豊根村に移住しました。

大まかな地図ではありますが、東海三県の地図で示す奥三河地方です。

地図はCraft MAPさんからお借りし、加工しました。


そもそも『三河』とは

愛知県は尾張地方(県庁所在地のある名古屋市など)、知多地域、三河の3つに大別されています。その中でも、三河は西三河・東三河に分けられ(もっと詳しく書くと、西三河の中でも北西部、北東部、南部、東三河も北部と南部に分けられています。)、西三河には世界のTOYOTAがある豊田市、東三河は豊橋市が主な市として挙げられます。

他にも東三河には、サーフィンで有名な田原市、競艇やラグーナ蒲郡で有名な蒲郡市、東三河の中心都市である豊橋市、豊川稲荷で有名な豊川市がありますが、なぜ新城市、北設楽郡は『奥三河』と呼ばれるようになったのか?


『奥三河』の写真集を出版した有名な写真家の存在

『奥三河』と言う言葉が有名となったのは、かの有名な写真家である故・前田真三氏の写真集『奥三河』(1985年出版)が毎日出版文化賞特別賞を受賞した事から・・・とお聞きしました。(申し訳ありませんが間違い等がございましたら、ご指摘くださいますと幸いです。)

恥ずかしながら、豊根村に移住するまで前田真三氏のお名前、作品などを存じ上げませんでした。前田真三氏が撮影した奥三河の写真は、茶臼山高原にある『茶臼山 高原美術館』で観賞する事ができるそうです。

1999年に出版された写真集『ふるさと奥三河豊根を巡る四季』は、私も以前村民の方に見せてもらった事があります。生前には、豊根村でカメラ教室も開催されていたそうです。確かに奥三河には、撮りたくなる瞬間がたくさんあります。ど素人のカメラ好きですが、毎日カメラを持ち歩き、素敵な瞬間を逃さまいと日々撮影しています♪

2005年の愛知県

今から12年前にもなる2005年。愛知県では中部国際空港(セントレア)が開港し、愛知県では初めての国際博覧会、愛・地球博(愛知万博)が開催されました。愛知県民としては二重の喜びを味わった記念すべき年でした。

2005年前後に行われた『平成の大合併』で、新城市・鳳来町・作手村が合併し新城市に、設楽町・津具村が合併し設楽町に、豊根村・富山村(旧日本一のミニ村)が合併して豊根村になりました。参考資料:愛知県公式ホームページより

(セントレアだ!万博だ!と浮足立っていた私は、この頃の愛知県内の合併にさほど興味を頂いていませんでした・・・。)


私の中で、『奥三河』はひたすら”豊かな自然”、”山に囲まれている田舎”のイメージだった

『奥三河』は、その名の通り「三河の奥まったところ」のイメージでした。愛知県最高峰の山と言えば、茶臼山高原(1358m)です。一時、三河の里山登山にはまっていた私は、新城市の本宮山、東栄町の明神山、豊根村の茶臼山高原などの日帰り登山に行った事があり、同じ三河でも自然がたっぷり味わえるエリア♪と言うイメージでした。でも、西三河にも山はあるし・・・。豊田市や岡崎市、西尾市の里山で軽めの登山ができるので、奥三河の登山は日帰りで行けるけど「ちょっと気合がいる日帰り登山」だと言う認識でした。


2016年の新東名高速道路・新区間の開通で、奥三河へのアクセスが快適に!

新城IC最寄りの道の駅もっくる新城(2015年3月オープン)。飲食店、農産物・特産品の販売の他、奥三河全域の観光案内をしてくれる奥三河観光協議会、足湯、電気自動車充電エリア等があります。


豊田東JCT~浜松いなさJCT区間が、2016年1月に開通され大きな話題にもなりました。新城市初の高速道路の新城ICができた事によって、今まで「遠い・・・。」とされて来た奥三河へのアクセスが快適になったのです。

私も早速、豊田東JCTから新東名を使って新城へ!と意気揚々に向かったのですが、間違えてw普通の東名高速道路を使って行ってしまいました。リベンジ!と言う事で、帰りは新東名高速道路を使って無事に実家まで帰る事ができました。(あまり東名高速を使わない私としては、どこがどう便利になったかイマイチ実感できませんでしたが。)

豊田市東JCTから浜松いなさICまでの距離は約55km。豊田東→岡崎東→新城→浜松いなさまでの区間が開通しました。一般道からも乗り入れ可能なNEOPASA岡崎もでき、三河でも名古屋飯が味わえると言う事で、矢場とんを食べに行きましたw


都会×田舎『とかいなか』のイメージの愛知県。プチリゾート気分を味わうなら、『奥三河』へGO!

愛知県と言う県名より、名古屋市の市名の方が有名なのではないか・・・。

国際線の記号表示もNGO(NAGOYA)ですものね。名古屋飯の認知度もあり、世界のTOYOTAを筆頭に一流企業が多数ある「ものづくり」の愛知県。どちらかと言うと「観光」のイメージと言うより、産業、農業(平成26年度では全国第7位)のイメージが強いと思うのですが、実は三河には自然豊かな場所がたくさんあるんですよね!その中でも、奥三河です。


県内でレ○ランドがオープンしようが、IK○Aがオープンしようが、『自然』や『田舎』を満喫したいなら、奥三河地方へぜひお越しください。

私は愛知県で生まれ育ちました。両親が山が好きだった(特に母は元・山ガール、現・やまんばw)影響もあり、夏休みの国内旅行は長野県、岐阜県の近隣の山に旅行に連れて行ってもらった記憶があります。大人になってから初めて茶臼山高原に行った時に、「愛知県にこんな自然豊かなところがあったんだ・・・!」と感動しました。まさか、県内にスキー場があるなんてね!若い頃はスキーをやりに、長野県、岐阜県まで行っていましたから。

もちろん奥三河地方が全国的に有名になって欲しいですが、まずは愛知県民の方!ぜひ、奥三河地方へ!私の周辺の人も、意外にも奥三河の事を知らない人が多いのですが、実際来てみたら「同じ愛知県なのに遠いね。でも良いところだね。」と驚嘆&感動をされて帰って行きます。


『ヨソモノ目線×ナカの人の目線』で奥三河の魅力を伝えたい

私はまだ奥三河に移住して数年のひよっこです。まだまだ知らない事、行った事がないエリアが多数あります。

私が奥三河地方に移住した事で知り得た奥三河の魅力や情報を家族や友人等に話したり、招いたりしていましたが、直接会えない、顔が見えない不特定多数の人達には、ネットを使って奥三河の魅力を、微力ではありますがヨソモノ目線(観光客や消費者としての目線)とナカの人の目線(住民としての目線)と2つの目線(視線・視座)で、奥三河の魅力・情報を発信をして行きたいと思います。


豊根村での暮らしをつづった『とよね暮らし』と共に、当サイト『奥三河Journey』も併せてご愛読頂ければと思います。



奥三河Journey

愛知県の西三河から奥三河地方へ移住しました。『ヨソモノ目線』×『ナカの人の目線』で、奥三河(新城市、北設楽郡)の魅力を発信します。

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